次回衆議院選挙に民主党は勝てるか(309)
・・・消費税増税の話ばかりで内需高揚の話は聞かれない・・・
長年自公民の政治が続いてその弊害が少なからず顕著になりようやく民主党を中心に政権交代ができた。このことは我々にとって極めて希有なことでようやく明るい時代を迎えられるのかと変化と期待とで明るい思いで過ごしてきた。特に新内閣になって我々は心新たに何か多くの新しいことをやってくれると期待していたのである。人心を一新して今までと違って多くの期待と心弾む高揚した気持ちになり過ごしていたのである。
ところが菅内閣では東北震災対応に終始し基本的な政策の見直しまでは対応しきれない極めて緊急災害対応内閣となったのもヤムを得ないところもあると思えた。だが新たに野田内閣になり、こうした震災対応の施策を進める一方急に打ち出したいわゆる「社会保障と税の一体改革」が表明され我々にはまたもや暗雲立ちこめる心情やるかたない暗い思いに打ちひしがれるのである。過去何度か提示された消費税増税の記憶は我々にとって疑惑と不信と不況とをもたらしたのである。だって最初の導入の時点では消費税は全部社会保障だけに使うと言われながらいつの間にか他に使われてしまったのである。また課税売上高が1千万円以下の事業者は、納税の義務が免除されているのも納得がいかないのである。「税の一体改革」と言うからにはすべての課税を精査しわかりやすい形で税について改めてこうこうこうすると解説をしてもらいたい。またそのそれぞれの税収の結果の国民生活向上にどのように生かされ向上するのか分析評価の細目を解りやすく説明してもらいたいのである。
一般家庭でもいろいろな税金に年間どれだけ払わされ全収入に対して何割になっているかはおよそ把握している。所得税・消費税・相続税・贈与税・地方税・たばこ税・酒税・ガソリン税・自動車重量税・自動車取得税・電気税・ガス税・印紙税・固定資産税・入浴税・都市計画税・国民健康保険税・緑化の税金等々我々庶民が思いつくまま書き出しても普段何をしても税金まみれの生活になっている実態があるではないか。更に保険料という名前の形を変えて納付する介護保険といういわば税金である。次々に追加課税を働きかける感じである。自公民時代の政策が垂れ流しの借金財政を続けたことに起因するにしても今頃になって先送りできない状況だとか。何故民主政権が野党時代にこの危機感をさらにもっと厳しく表明しなかったのか。これだけ作られた国の借金が今後消費税アップしてどれだけの期間が続けたらいいのか、また消費税の税率ダウンは何時ごろ行われる見通しなのか知りたいのである。不退転の決意表明よりももっと国民の疑問に答える議論をさせるべきではないのか。事業仕分けをして行政の適不適の仕分けをするのであれば何故消費税増税について家庭の納税者の中から県や地方各市町村で質疑応答の討論会を作り民意の吸収参加をさせないのだろうか。
少なくとも消費税の一体改革の意味が全くわからないのはこうした議論がどのようになされたか財政危機や徴収ばかりが強調されているからではないのだろうか。収入に対して高額な納税額になり納税できないで、その恩恵に浴すこともない人にとって「一体改革」など一方的に言われてなんでこの内閣を支持できようか。少なくとも景気浮揚の立場から今はこの税率を減らして景気を浮揚させたいのだと懸命に頑張る姿で国民に明るい雰囲気を作る努力をした後増税の議論をしないのだろう。庶民にとってはこの厳しい厳寒の冬をどのように暖かく過ごしていけるのだろう。
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